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建築家トップ > バルセロナ便り > 第241回

実測で見えたガウディデザイン バルセロナの陽光に魅せられて 最もガウディに近づいた建築家、田中裕也が綴る

崇高な芸術の閃き

文明はそれぞれの時代に応じた知恵と芸術性が反映され、未来を追い求めて止まないのは今に始まった事ではない。つまり人々が知恵を持ちはじめたころから生活の向上が続いている。
私が北スペインのサンティジャナール・デル・マールにあるアルタ・ミラを尋ねた時、その頃はオリジナルが保護管理されていて、コピーだけが見られた。それとは別に、プエン・デ・ビエスゴの壁画はオリジナルでみることができた。ここでは人間の手の形や動物達が、120万年以上も前にネアンデルタール人によって描かれたとされている。そこではすでにオブジェが描かれている。
動物達を描くにしても洞窟の壁面凹凸を利用して立体感を持たせた馬や牛を描いている行為がそこからでも伺われる。このように時代に相応して人々の知恵が発達してきた。アポロ11号が月に着陸して人間の足跡を残してから46年になる。そして今では火星にまで人々を運ぶ動きが盛んに研究されている。時代の流れはコンピューターによって加速化されている。同時に生活環境も携帯の普及で大型パソコンからコンパクトなブック型のパソコンに変化して、それだけで商売取引をしている人達も現れてきているほどである。肉体労働から知的労働への傾倒が著しくなっている。
このように生活様式も文明の力によって予想もできないほどの進化を続けて来ている。あの槍をもって原野に出かけ、動物達を追いかけていた時代から畑で野菜作りをしたり物を生産する肉体労働が、今では機械やロボットに代わってきているのである。
しかもロボットに武器を持たせるべきかどうかという会議さえも行われるようになったと、一昨日にニュースになっている。
このように人々の成長は超加速になっている。芸術の世界でもその表現や趣向が以前とは違っている。しかも生活の一部にまで浸透している。
その在り様は千差万別で社会の変化にも対応している。
では芸術がなぜ生活に必要なのか。

ガウディは「芸術の閃きは望み次第で永遠であり、それが崇高であればあるほど、より力を持ちその効果を高める。」さらに「芸術的コンセプトを満足させることが建築形態の不合理性を解決し合理化する」と彼の日誌の言葉に見られる。
そこで崇高な芸術とはガウディにとってどんな意味を示すのだろうか。
この言葉には、人によって解釈が異なる。

わたしはここでより総合的な意味として歴史、美学、哲学、倫理、社会、場合によって経済、科学、などのファクターも含めた多くの分野に通ずる演出がされた作品を芸術作品として理解している。しかも芸術作品というのは全てが説明がつくものでもなさそうである。
ガウディさえも大事な要素に関しては説明を控えているほどである。
建築と言うのが、人々の生活環境である機能性と演出が重視され全てに説明があると思っていた。ところがガウディの建築は芸術作品としての趣向性も演出されているのである。
こうなると解釈が人によってことなる。

     
田中裕也氏プロフィール
 
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