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和風イタリアンレストラン 洋麺処 あいる 和歌山・岩出
DATA
作品分類
:
Shop・レストラン
竣工日
:
2008
建築家データ
設計者
:
はやし てつぞう
施工者
:
物件データ
建築面積
:
平米
延べ床面積
:
平米
建ぺい率
:
%
容積率
:
%
構 造
:
所在地
:
和歌山県岩出市
建築家からのコメント
2008年1月現在で、店舗設計デザインを担当した最新の業務。
工事は、昨年末2007年12月に完成。
和風デザインのイタリアンレストランで、パスタ料理をメインとしたメニュー構成の店。
今年、2008年1月11日OPEN予定。
開業地は和歌山県岩出市郊外の国道24号線沿い。近くにはJR岩出駅。
店名は、洋麺処 “あいる” 。 I’ll だから1月11日が開店日なのだそうだ。
若干31歳の若さで新規に独立開業するオーナーシェフのお店。
瞳の輝きに、みなぎる自信が強く伝わってきたのが第一印象。
インターネットを通じて相談を受けたのは昨年の4月ごろ。
和風のインテリアの中で創作料理のパスタを、お箸で戴く店づくりをしたいとの依頼。
打合せを重ね、実施設計に着手したのは9月だった。メールのやり取りは20回を数え一回に送信する文字数は3000ほどであったろうか。直に会っての会話も大切なのだけれど、文字に置き換えての作業は、じれったそうに思えるが考えを整理してからの深いやり取りは、短い期間の付合いでも何処か、旧知の間柄に近く感じられるようになるものである。相互の努力は当然必要だけれど、この行為が大切に思う。
敷地形態は長細い三角地。前面道路の国道に車を走らすと、街路樹の豊かな繁りに隠れ見過ごすほど。近くには根来の里が位置する環境。
店内のイメージは、モノトーンのコントラスト。
明るい明度の部位は、白の漆喰色。
濃い明度の部位は、単純には墨色に近いが、根色はオレンジ色。
自然の木肌を残した染色仕上で、暖かさを残しながらシャープな印象が保てる工夫とし、料理の色調が主役になるように、脇役のインテリアは控え気味とした。
唯一、オープンキッチンの大きなステンレスフードには、日本古色で、艶やかな漆塗りの“あかいろ”を採用。
店舗のシボルカラーとしました。
美味しさの表現に、シェフの動きもインテリアのひとつとしても溶け込むように照明計画でその効果を狙った。
カウンターは和の色調を保ちながら、TOPはタモの集成材を白色に染色。
腰壁は淡いベージュ色の白大理石をボーダー貼とした。
その腰壁を床下から、キセノン球の電球色でライトアップし、柔らかく浮き上がらせて、緊張しがちな全体の色調を緩和する効果を狙いました。
シェフのレシピに隠し味があるように、私『まちの設計屋さん』は、和風の中で、大理石ボーダーのライトアップにイタリアの匂いを託し、ほんの少しバター味の表現として、オーナーから受けた店舗デザインのお答えとさせて頂きました。
外装は、長さ4Mの北山杉の焼き杉板貼と漆喰の白壁。
アプローチは、三角の変形敷地の特性を生かし、入口の木戸から長い路地を蛇行しながら店内へと導くように計画しました。
引渡しを終えて、オーナーシェフから試食させていただいたパスタは・・・美味。
食べ物に好き嫌いが多い私でも美味く、一気に完食してしまいました。
貧乏舌の私が言うと説得力がないのですが、多分大丈夫だろうと確信しました。
竣工の時、身に余るほどの優しい眼差しで喜んで戴けたものの、その答えはこれから。・・・もし、数ヶ月後にも変らぬ笑顔なら、その時は、子供のように喜びたいと思います。
毎回そう思います。
大げさではなく、依頼主は人生をも賭け、新規独立される店舗設計の場合には、ひときわ胃が痛くなる感覚を覚えながらも、その店創りの新鮮さに魅了されつづけて好んで店舗設計デザインは住宅設計と共に、これからも長く続けて行きたいと思っています。
仕事ながら、設計を続けさせる魅力とは、あの優しい笑顔に出会いたいから なのだろうと思います。
洋麺処 あいる さんのTEL: 073-660-8849
(写真 左から時計回りに)
1:
カウンター席から店内奥方向を見る。カウンターTOPより一段高くなっている箇所は照明ボックス。TOPは強化ガラスを設置している。正面の小さい四角形状はパントリーから客席が見渡せる位置にあり、ハーフミラーの窓になっている。
2:
アプローチ路地部分、木戸より玄関方向を見る。右サイド壁:焼き杉板 。左サイド:縦格子。敷き石:錆みかげ石。引渡しまで少し工事が残っている段階。
3:
通路の路地部分より店内を暖簾越しに見る。右サイドにはレジカウンターが仕込んである。暖簾は蚊帳素材。透けて見える皮膜で客席と路地位置をあやふやな雰囲気で仕切りながらも一体感を得ようとした。蚊帳素材の暖簾は始めての導入。
4:
上の写真はカウンター席。カウンターは和の色調を保ちながら、TOPはタモの集成材を白色に染色。腰壁は淡いベージュ色の白大理石をボーダー貼とした。
その腰壁を床下から、キセノン球の電球色でライトアップし、柔らかく浮き上がらせて、緊張しがちな全体の色調を緩和する効果を狙っています。
シェフのレシピに隠し味があるように、私『まちの設計屋さん』は、和風の中で、大理石ボーダーのライトアップにイタリアの匂いを託し、ほんの少しバター味の表現として、オーナーから受けた店舗デザインのお答えとさせて頂きました。
下の写真はテーブル席全景。正面は飾り棚。移動式のテーブルは通常より広い目のサイズ。パーティー使用時など幾つかのシーンに対応できる設計になっている。
5:
上の写真は化粧室手洗ボール。下の写真は、テーブル席全景。右サイドの開口はガラス面に特殊和紙が貼ってあり、外に向かい照明空間を設け外壁側は格子建具がほどこされている。夜のシーで、照明点灯時には影絵が浮かび上がる仕掛けになっている。外からは格子のシルエットとしてアイキャッチを狙っている。
建築家DATA
建築家名
:
はやし てつぞう
事務所名
:
『まちの設計屋さん』林建築デザイン事務所
URL
:
http://www.sekkeiyasan.net/
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