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K・HOUSE
DATA
  作品分類 住宅
       
  竣工日 2008・12
       
建築家データ
  設計者 島津雄造
       
  施工者 (株)とがもり建設
       
物件データ
  建築面積 85.46平米
  延べ床面積 100.26平米
  建ぺい率 51.71%
  容積率 60.66%
  構 造 木造二階建
  所在地 和歌山市
       
建築家からのコメント
  【コンセプト】
基本コンセプトは「ヒュッテ」であり、「親の介護をする最後の世代、子どもの介護を受けない最初の世代の住宅」「後継不要の1.5世帯住宅」

50歳台半ばも超えた今「理想のマイホーム」を新築する。いわゆる「田舎暮らし」を始めるためでもなく、「セカンドハウス」や「住み替え」でもなく、正真正銘の「終の棲家」としての自宅。しかも現住居から数100メートルしか離れていない土地へ(冗談で「リヤカー」で引越しできる)。我が人生初のこと。
従来施主さまのポリシーとして「マイホームは持たない」ということを、この40年近く貫いてきた。それが今何故?
お施主さまは仕事柄、高齢者の医療や介護の問題に深く関わっています。そのため、「人の生き様、死に様」から本当に多くのことを個人的にも学ばれ、ご夫婦ともども、人生残り3分の1余りをどのように生き、死ぬのか。この問題を考える時、日常生活の最大の基盤となる「住まい」の問題は、いろんな意味で最も重要な要素です。

今回お施主様が決断に踏み切ったのには、個人的な四つの要素があります。

@今住んでいるこの地域が、大好きである。(「ムラ」としてのきわめて人情深い−時には濃すぎる?−「コミュニティー」、そして市内有数の緑に恵まれた自然環境)

A母親が実家で今はまだ元気に一人で暮らしながら、ご近所の皆さん(私と同年代の子どもを持ち、小学校時代からのおつきあいが続く親たち)と楽しく生活しているけれども、いずれは、それもかなわぬこととなる不安は免れない。

B同時に、人生残り3分の1余りとなった自分たち夫婦自身も、いずれは人の世話(つまり「介護」)に頼らなければ生活できなくなる時を、まちがいなく迎えることになり、その時、できるだけ子どもたちに負担をかけず、それによってお互いに良い親子としての人間関係を維持したい。

Cそんなことから、どうせ「終の棲家」を持つなら、お仕着せの中古や建築条件付分譲などではなく、100%満足でき、自らの終末を病院ではなく、何としても自宅で迎えたいと思える住まいにしたい。

以上により設計を開始し竣工を迎えた。
 
建築家DATA
  建築家名 島津雄造
  事務所名 島津建築設計事務所
  URL http://www.geocities.jp/simazu_777/
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