木々の緑に囲まれた小ぢんまりとした住宅です。屋敷林の中にこの住宅はあります。造園業を営むご両親の敷地の一角(要農転)に、この若い長男家族の住宅は計画されました。
深い屋敷林の緑や西側竹林境に沿って流れるせせらぎ(農業用水)等、溢れる自然を出来るだけ害さないこと、室内にも木の香溢れるオール電化+太陽光発電のエコ住宅を希望されました。
計画着手前見学された『生成りの家シリーズ』が、この若い家族が、将来多様に変化するであろう生活に自在に対応可能なフレキシブルな住まい形式として、気に入られ採用されました。
杉構造材や間柱、構造合板が剥き出しの内部プランは殆どオープンで、浴室とトイレ以外、目線を遮る間仕切上の欄間を通して連続し、空気さえも繋がっています。
(写真左から時計回りに)
1. 南東側外観
2. 玄関からWC(引き戸を開けた状態)を通して洗面脱衣室方向を見る
3. 洗面脱衣室。トップライトから自然光が落ちる
4. 2階多目的スペースからリビングスペースの吹抜を通してバルコニーを見る
5. 1Fリビング・ダイニング。階段の奥は書斎コーナー |