周囲の町並み景観に溶け込めるよう、平屋建ての建物高さに抑えられたシンプルなデザインの外観。南西角地に立地しているこの住宅は、塀で敷地を囲い込むことなく、開口部の高さやバルコニーの手摺り高さで公道からの視線を遮り、同時に家の中からは周囲の緑が眺められるよう開口部高さ等を設定している。また、公道に面した空地には樹形のよい落葉樹・花の奇麗な常緑樹を配置し、植栽の足下は起伏ある土壌を高麗芝が青々と覆っている。この住宅の公道に面した緑地は四季折々の彩りで町並みに潤いを寄与する。