若夫婦2人のための住宅である。敷地は茨城県つくば市の筑波山のふもとにあり、敷地の北側に全面道路、西側にサイクリングロード(鉄道跡地)、東側に田園風景が広がり東側に筑波山を眺望することができる。
平面は、10m×6m、南側と玄関アプローチの軒の出を1.5mとして、外観のアクセントとしています。居間の中心とする開放的な立体空間は当初からの主要なコンセプトであり、室内のどこにいてもお互いの気配を感じとれ一体感を持たせている。2階の空間は帽子のデザイナーである夫人のアトリエとなっている。
筑波山の眺望を室内に取り込むために2階の東側に奥行きの深いベランダを設置し大きな開口を設け、東南側にウッドデッキを廻し、居間の前にパーゴラを設け田園風景と一体になるように演出してあります。
●メイン写真より向かって時計回りに
1.外観 2.外観 3.内観・吹抜 4.内観・リビング 5.内観・リビング
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