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建築家トップ > バルセロナ便り > 第316回

実測で見えたガウディデザイン バルセロナの陽光に魅せられて 最もガウディに近づいた建築家、田中裕也が綴る

2021年に向けたカタログ・カレンダー制作

海外の文化を学ぶ時、言葉のギャップによって誤解を生じることが多いのは事実である。そのような誤解をすくなくするには、現地でその関心あるテーマを検証することがより確信的である。 
私にとって未だに不思議なのは、なぜガウディ建築が私の生涯のテーマになってしまったのかである。事の始まりは建築家としてのイマジネーションの探求であった。そこでガウディの建築においては見るからに装飾的でしかも芸術的であり、こんな建築は理解できないと思っていたのが第一印象であった。にもかかわらず、本来芸術や美術には関心がなかった自分がその世界に入り込むということ自体が不思議でならなかった。

ところがこの世界は、自分たちの感性を生かして作る世界だからそちらの方が楽しく、しかも実生活に還元してくれるということは後に理解できるようになった。
個人研究として歴史上の面倒な建築の謎解きなどする場合は、趣味以外にはありえない。だから友人たちも含めて未だに首をかしげる人たちがいる。そんな世界に飛び込んできて43年を迎えている。その原動力は好奇心にある。それが実測によって高まり、想像力が増す。次第に宝物探しのようになってしまう。
カタルニア工科大学バルセロナ高等建築学部で1992年に「ガウディ建築の実測と作図法」による博士論文を発表して以来、私が言い続けているガウディ・コードの世界が見えているのだ。それまでは、断片的にその謎解きをしてきたが、今現在ではそれを整理してまとめている。現在602項目以上あるコードの半分以上は説明できるが、残りはまだ整理していない。自分が生きている間にすべて整理できるかどうか今後の生活力と経済力にかかってくる。そしてまだやり残している実測・作図のテーマがある。 現在は作業環境も変わってしまって、作図できる環境ではなくなってしまった。
製図板もボロになって捨ててしまった。そのような作業できるスペースもなくなってしまっている。新たに生活環境を作らなければならないという大きな課題が残されている。 私のこれまでの作業・研究を理解してくれるスポンサーも必要である。そんなべ−ス作りに未だ苦闘中である。これが私に与えられた課題なのだ。目の前のそんな問題も解決しなくてはならない。

今年はコロナ騒動で1年を過ごし、世界に大きな影響を与えたのは事実である。政治経済の他に同時に庶民の生活を脅かし苦しめられ、廃業や倒産は日常茶飯事である。私の生活にも大きな影響を与えている。
そんな中での発案が、カタログ・カレンダー作りとなった。そこで同時に来年に向けての展示会を計画中でそのためのカタログとなるように考えた。しかもこれまでの私の黒白の作図の世界に着色を試みた。実は、以前から カサ・ミラとエルカプリチョの作図で水彩による着色はしてあった。しかしこれには詳細における限界があることを感じていた。
5年前、スペインにある日系企業からクリスマス用のプレゼントとして配布する部数限定の作図の着色を依頼してきた。その依頼は昨年までの5年間であった。そこではパソコンのソフトを利用してオリジナル原図よりさらに大きくしての着色となった。それによって信じられない着色の作図が仕上がった。原図の線を基調としての作図ということから着色を薄めにしてのことである。
それが2021年のためのカレンダーの作図となったのだ。
しかもそれぞれの作品で実測から見えてきたガウディ・コードの紹介を3つ紹介している。QRコードでそれらを検索出来きるようにしている。

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https://www.hiroyatanaka.net/product-page/catalog-calender
http://raphael-pd.com/tanaka-calendar.html

     
田中裕也氏プロフィール
 
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