part3 柔軟性編
どちらがわがままを聞いてくれる?
狭小地などへの適応力があるのはどっち?
■デザイナーズ住宅など大手でもデザイン面には配慮
最近では、住宅メーカーや工務店でも、デザイン面での充実が進んでいます。多彩なバルコニー、採光のための小窓の工夫など、デザイナーズ住宅を意識したおしゃれな建築も増えています。ただ、そうはいってもやはり、一定の規格がありますし、メーカーや工務店に所属する建築家の場合には、どうしても一定の枠に縛られます。
規格品ではない、自分だけの住まいであることが分かるような住まいにするなら、やはり建築家に依頼するのが一番です。たとえば、コンクリートの打ちっぱなし、ガラス張りの家、反対に木の香りを満喫できる住まいなど、建築家は施主の希望に応じて、さまざまな工夫をしてくれます。ただ、それぞれ得意分野がありますから、誰もがどんな家でもできるというわけではありません。これまでの実績などをみながら、気に入った建築家を探し、実際に会ってみて、相性を確認した上で依頼するようにしたいものです。建築家のなかには、自分のポリシーが強く、多少融通のきかない人がいることも確かです。実際に、この【建築家】サイトの登録建築家や、日本建築家協会の登録建築家のなかから、作品をチェックしながら探すなど、自分たちの希望を実現してくれる建築家を見つけるようにしてください。
日本建築家協会
http://www.jia.or.jp/
■設備や仕様で特徴を出したいならやはり建築家に依頼する
設備や仕様面では、住宅メーカーや工務店の場合、提携している部材メーカー、業者があって、ある程度制約されるのがふつうです。それによってコストダウンを図っているわけです。それだけ、そうした指定以外のものは、そもそも採用できないケースが少なくありませんし、採用できるにしても費用がかなり高くなってしまうのが一般的です。
それに対して、建築家の場合には、仕様・設備などを建築家や協力関係にあるインテリアコーディネーターなどといっしょに決めることができます。自分たちに合った仕様、設備を手配することが可能になるのです。どういうものにしたいのか、あらかじめ建築やインテリア雑誌などでチェックしておき、実物を探し出したり、一番近いものを見つけるのも楽しい作業です。もちろん、予算や時間などの制約はあるでしょうが、そうしたプロセスにこそ、住まいづくりを実感できるものです。
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